さいたま市民葬祭 > 2021年 > 5月

お葬式を終えると、次々と「法事」が始まります。

なんとなく、お寺の言われるままに・・という方が多いと思います。

お葬儀の中で登場するのが、初七日(しょなのか)・・・別名「初願忌(しょがんき)」。

四十九日(しじゅうくにち)・・・別名「満中陰」、「尽七日」、「大練忌(だいれんき)」

なんで「七」何だろう?と思われた方もいるかもしれません。

これは、亡くなってから次の生まれ変わり先を決めるまでの期間が49日間と言われてまして その間、7日間ごとに生前の罪が審判にかけられる道を旅している、と考えられているためです。

この期間を中陰(ちゅういん)といいます。

14日目= 二七日(ふたなのか)「以芳忌(いほうき)」

21日目= 三七日(みなのか)「洒水忌(しゃすいき)」

28日目= 四七日(よなのか)「阿経忌(あぎょうき)」

一か月= 初月忌(しょがっき)没後、最初の月命日。

35日目= 五七日(いつなのか)「小練忌(しょうれんき)」

42日目= 六七日(むなのか)「檀弘忌(だんこうき)」

元々は七日ごと、審判の行われるとされている日にお経をあげていました。そのお経が届くと、罪が軽くなって、次の転生がよくなるといわれています。

今現在関東では初七日を繰り上げて行い、あらためて四十九日を行うのが通例となっています。

四十九日を終えると、生まれ変わる先が決定します。

位牌も四十九日法要後、白木のものから本位牌になります。

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参列者の挨拶としてのお悔やみの言葉は、平凡でありきたりのものの方がよいとされております。余計なことを言うと、かえって差し障りができてしまうことも考えられるので、短くすませた方が無難です。

また、死因や病状などを聞くこと、お悔やみの言葉を述べるときに笑顔を見せることなどは失礼にあたります。子供を亡くされたご家族に自分の子供の話題をするのも慎んだ方がよいでしょう。

一般的には「この度はご愁傷さまでございます。心よりお悔やみ申しあげます」などがお悔やみの言葉で使われます。
「ご冥福をお祈りいたします」は仏式のみで、ほかの宗教では使えませんので注意が必要です。そのほか「成仏」「往生」なども仏教用語のため、ほかの宗教では使えません。
また、死を神に召される祝福と考えるキリスト教では、お悔やみのかわりに「帰天」「召天」という言葉を用います。

なお、お悔やみの挨拶の際は、忌み言葉(死を連想させるもの)や、重ね言葉(たびたび・重ね重ね)などは一般的に避けるべきだと言われていますので、注意する必要があります。

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