お焼香、お線香を手向けることは、仏教の開祖であるお釈迦さまの時代から行われていた儀式。
お線香のほか、お葬儀に伺うと、お焼香でよくあるのが「抹香」。
これは沈香や梅檀香を粉末にしたもので、
かつてはそれぞれ自分で調合したのだそうです。
現在は、普段のご供養では線香がほとんどですね。
最近では、伝統的な伽羅・沈香などのほか
アロマ系、フルーツ系のものなど香りのバリエーションも増えてきました。
煙の少ないタイプや丈が短いものなどもあり、
使いやすくなってきているので
是非お線香をきっかけにでも、
普段の生活にご先祖さまに手を合わせる習慣を取り入れてほしいなと思います。
ただ、一点だけご注意。
最近の香りには化学物質を含んでいるものもあります。
煙が少ないから、香りがいいからと
直接煙を吸い込んでしまうと、のどを痛めてしまうこともあります。
お部屋に漂う香りを楽しんでくださいね。
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